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Amazon: 子どもの音読をアシストするサービス”Reading Sidekick”をリリース

子どもの教育で一番力を入れているのは「言語能力」です。読む・書く・聞く・話す…まずはこの能力が備わらないと、国語はもちろん算数・理科・社会、そして外国語も理解が進まないと考えているからです。

小さい頃の言語能力を伸ばす上で最も有効なのは絵本の読み聞かせだと言われます。Alexaではディズニーの絵本を読み聞かせてくれる機能が以前から備わっています(「アレクサ、ディズニー絵本を開いて」と話しかけてみてください)。

今日はさらにその先、子どもがお気に入りの絵本を自分自身で読むときにそれをアシストしてくれる機能「Reading Sidekick」のリリースを紹介した記事を斜め読みしたいと思います。

'Alexa, let's read': Amazon's AI assistant can read books with your children, help them learn to read

https://www.usatoday.com/story/tech/2021/06/29/amazon-alexa-ai-assistant-can-your-kids-new-reading-sidekick/7790799002/

Amazonの新しい機能「Reading Sidekick」では、子供たちがAmazon Kids対応のEchoデバイスやタブレットのAmazon Kids+アプリに向かって、「アレクサ、読もうよ(Alexa, let's read)」と言うと人工知能を搭載したアシスタントが交代で一緒に読んでくれます。アレクサは子どもが読むのを励ましたり、単語を教えてくれるなど補助もしてくれます。
月額使用料は$2.99(prime会員の場合)。何百もの物理的な本かあるいは電子書籍から選ぶことができます。
「この新しいAlexaの機能は、教育とエンターテインメントを組み合わせたもの=Edutainmentですが、研究にも基づいている」とワシントン大学の児童・青少年サービス担当教授で、Amazon Kids and Family Advisory Councilのメンバーでもあるミシェル・マーティンは述べています。

おわりに

記事やAmazonの紹介サイトを見てもなかなか使い勝手が見えて来ず、この機能がどれだけ有効なのか、はたまたすぐ飽きてしまうものなのか外観ではよくわからないです。しかし我が家の子どもたちはアレクサとのコミュニケーションを楽しみにしていたりするので、もしかしたら近いうちに当たり前な教育方法になっているのかもしれません。

読み聞かせも音読も、貴重なスキンシップの機会なので両親どちらかが積極的にやってあげるのがもちろん良いと思います。しかし構ってあげれない時間にYouTubeのようなリアクティブなコンテンツにひたすら頼ってしまうよりも、こういったインタラクティブな教育コンテンツの方が救いはあるように感じます。

早く日本語でもリリースされると良いですね(どう励ましてくれるのかがすごく気になります)。

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