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独特なIT市場…日本

このところものすごく忙しくておちおちGTMを考えてる時間もない状況。そんな中でUS本社から新しいサービスメニューがどさっと降ってきました。そのサービス仕様書を読み込むのに1日費やしてしまいました。

USと日本のギャップ
サービス仕様を見てみるとなんともUS都合な内容になっていて、日本で売れるためにはいくつか工夫が必要だと思われるものばかりです。しかし日本の売り上げはUSの1/20…こちらの都合を考慮する必要もないのです。
具体的なギャップとして、例えば文書の作成のレベルが大きく異なる場合があります。海外でももちろん金融機関や政府系のお仕事をやる場合には相当な文書作成が必要になるものですが、エンタープライズ企業に対しては全く文書を必要としないケースがほとんどのようです。
これは米国に限らずアジア圏もそうで、日本だけが文書の準備や事前準備を行なっているようです。しかしだからといって日本が悪い、という話でもなさそうです。アジア圏のマネージャーに聞いている限りだと作業準備がかなり適当なようで、トラブったら鬼の首を取ったかのように無理難題をふっかけてくるそうです。以前出てきた「マニラスタイル」がその話です。
自動化がもたらす弊害
ある意味品質に理解のある日本はありがたい…でもそれを下支えしているのが下請けの下請け…月額42万で派遣に出されているキャリア概略2/5(2008〜2011年)の時の私のようなリソースで賄われているという、すこし複雑な気持ちでもあります。
その経験を踏まえて今の私があるわけで、私にとってはいい話ですが、労働力不足の対策として自動化やロボティックスが謳われる中、若手はどうやって下積みをしていくのでしょう。企業はどのようにして世代交代を進めていけば良いでしょう。今回の新型コロナの影響で大きく状況が変化するようにも感じています。

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