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DXを成功させるには

火曜日は変化や変革、成長について書き綴っています。今回はIT戦士っぽいネタで攻めたいと思います。

DX=デジタルトランスフォーメーション
ITの世界にはデジタルトランスフォーメーションという言葉があります。一般レベルのITの仕組みが大きく様変わりしたように、企業レベルでもITの仕組みを大きく変革させることが、これからの社会で企業が生き残るための必要な要素となっています。
例えば企業が在宅ワークに踏み切れずにいるのは、業務の一部がアナログ作業に依存していることもありますが、IT化された業務もその多くが会社でないと作業できないという制約があったりすることが背景にあります。このような働き方改革や、ビジネスの方向転換を早めたり、大量の顧客動向から新しい商材を考えたりなど、「イマドキなIT」を企業で取り入れていくためには、ITに対する姿勢を改め変革を行うことが必要で、その変革のことをデジタルトランスフォーメーションといいます。
※デジタルトランスフォーメーションだと長いのでDXと略されます。が、これ考えた人はホントにセンスがないと思います。
これまでSIer=システムインテグレーターと呼ばれる会社が企業のIT化を推進してきました。例えば大御所で言うと富士通・日立・NECなどなどさまざまな会社があります。彼らはもともとはサプライヤー(ものを作り販売する立場)でありながら、他のITの商材を組み合わせて新しいバリューを創り「イノベーション」で顧客からお金をとってきたわけですが、実はこの構図がすこし変わってきていると感じます。
無下にされる中小企業
SIerは大きなインテグレーションやシステム開発で高い利益を上げてきました。以前紹介したみずほ銀行の新システム「MINORI」の開発コストは4000億円以上、1万社近くのIT企業が参画したと言われています。先ほど登場した富士通・日立は日本IBMやNTTデータと肩を並べ「主要ベンダー」として参画し、その下に9000社以上のIT企業が枝葉のようにぶら下がって開発を進められました。
これは極端な例ですが、このように大規模なシステム開発でない限り、企業の細かな御用聞きは大企業を相手にしている場合を除き、SIerは手を回してる余裕がないのです。
今は中小企業であってもITを業務に組み込むのが当たり前の時代です。しかし大手SIerはなかなかちょっとした御用聞きに力を貸してくれません。例えば「在宅ワークをすぐに開始できるように、システムを最短で構築して欲しい」という要望に、SIerが応えてくれないというのです。
人的リソースがないことを言い訳にされているようで、一部を局所化した話かもしれませんが、そのような相談が数多く寄せられています。これ自体に大きな問題があるとは思っていません。お互いビジネスですから。しかしここで見放された企業は、どうにかしてギャップを埋めようかと考えます。
1. サプライヤーに直接相談する
2. できあいの品物を活用するため、業務自身を見直す
3. 大規模な開発プロジェクトを推進してSIerを巻き込む
1.が直接私の方に寄せられている相談で、それなりの数が私のところまで来ています。3.を中小企業で決断するのは難しいでしょう。
2.は日本人が得意なはずなのになかなかうまく進みません。何故でしょうか。ひとつの理由として考えられるのは、ITに従事する者がビジネスや業務についてあまり縁がない、ということにあります。言い換えれば、企業はITを全部丸投げしてしまってるのが原因であるといえます。「いやいや、事業部にもIT担当者がいてだね…」という意見もありますが、彼らはDXを牽引できるほどのリーダーシップを発揮できるのでしょうか?結局は事業部の御用聞きなだけであってそこまでの権限を与えられていないのです。
DXを成功させるには
今後起こってくるのはITと事業の統合で、DXに成功する必須条件だと考えます。RPAやAIの活用という話になると、ITは事業のことを理解しながらDXを進めなければならない、事業部はITを理解しながら業務を見直さなければならないことになくなります。それには強いリーダーシップが企業内で必要で、元大手SIer出身の強者たちが事業会社に転職しているのが今の日本のIT業界だと思います。
同時に独立する人もたくさん出てくると思います。逆にSIerに残る人が限られてくる、その結果は…どうなるでしょう、どこかで空洞化が発生すると思いますが、それはもう顕著に出てきているのかもしれません。

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