ブリッシュリバーサルの活用方法 外資系企業戦士の資産形成

ブリッシュリバーサルアラートの使い方(初版)

毎日米国株の終値をもとにブリッシュリバーサルのアラートを報告しています。ブリッシュリバーサルも様々な背景でシグナルするので、ブリッシュリバーサルしたら翌相場で必ず買うというわけにもいきません。こむれ1/80がどのようにブリッシュリバーサルのアラートを活用しているのか、その結果現時点で買っているのか負けているのか、繰り返し行う考察の中で勝つまでにどのような成長を遂げるのか、ブログで書き残しながらみなさまと共有したいと思います。

ブリッシュリバーサルって何なの?という方は過去の記事も併せて御覧ください。

はじめに

米国市場に上場している企業は5000社にも登り、常日頃からトレンドが目まぐるしく変わっています。老舗企業、GAFAM、最近IPOした企業など我々の耳に入ってくる企業は非常に偏っており、なにか新しい方法がない限り見向きもしない企業が山のようにあります。値上がりする銘柄に張ってなかった・・・というのは大きな機会損失です。筆者がお届けしているブリッシュリバーサルのアラートは、我々が普段知らずに通り過ぎてしまっているような銘柄にスポットを当てるきっかけとして提供しています。

決して値上がりを保証するものではありませんが、筆者自身は値上がりすることを前提として注目銘柄の考察も行っています。まだまだ経験も浅く試行錯誤の日々ですが、その成長の様子もブログで残しながら、みなさまにとって有用な情報をお届けしたいという思いで続けていますので、何卒ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

ブリッシュリバーサルアラートの使い方

このブログではブリッシュリバーサルが確認された銘柄のすべてを共有すると同時に、筆者のポリシーの一部()に基づく注目銘柄のフィルタリングを行っています。現在の主なフィルタリングポリシーは6つあります。そのうちの2つ

  1. Earnings Historyがしっかりしているかをチェック
  2. 極端な下落トレンドになっていないかチェック

この2つをクリアしている状況でブリッシュリバーサルがシグナルした場合に、筆者の「注目銘柄」としています。見落としがあったらごめんなさい。

注目銘柄すべてに対して筆者もINしているというわけではありません。筆者は後述する他の4つのポリシーも加味してINしています。他にも全体の相場観やその業種の状況、関連企業の状況や個別ニュースなどできるだけの情報を整理して優先順位をつけます。そして優先順位の高い銘柄に入るかどうかを悩みながら、その日の寄り付きの状況を確認しながらようやくINするという手際です。場合に寄っては2〜5日ほど待った上でINすることも検討します。

常に良いものは入れ代わり立ち代わり目まぐるしく変化しているので、決して思い込まず今乗っているやつよりももっといい条件の銘柄がある、と繰り返し探求していく方法を身につけることをおすすめします。

INするかしないかの判断基準(こむれポリシー)

これまでの経験を踏まえた短期投資に対するこむれのポリシー、心がけです。前述した2つは注目銘柄のフィルタリングとして、現在みなさまにご案内しているアラートに活用していますが、実際にその銘柄にINするかどうかの判断については合計て6つのポリシーを個人的に採用しています。

ブリッシュリバーサルがシグナルしたら

  1. Earnings Historyがしっかりしているかをチェック
  2. 極端な下落トレンドになっていないかチェック
  3. 次の決算スケジュールとそのリスクをチェック

いざ入るときには

  1. 思い込みでなく仮説を立てて相場に入る
  2. 「潔さ(売りの基準)」をどこに置くのか決めて張る
  3. 常に良い条件の銘柄を探求し続ける

このことを意識して熱意のある判断を心がけています。

Earnings Historyがしっかりしているかをチェック

短期決算と言えど私は決算主義者です。業績が伴っていない個別株の株高は何が起きるか不透明なのでよほどのサプライズがない限りは無視すべきだと考えます。Earning Historyは米国のYahoo! Financeで確認することができます。

①米国のYahoo! Financeに行き、最上部の検索バーを使ってティッカーシンボルで該当銘柄の情報にアクセスします。例えばズームビデオの場合ZMで検索します。

②株価の下に並んでるタグで「Analysis」というものがあるのでここをクリックします。

③表示されたページの少し下に行くと「Earnings History」という表があるので、過去1年間で「Surprise %」がマイナスになっていないかなどを確認します。

極端な下落トレンドになっていないかチェック

短期で利益を乗せることができるかを判断する上では、ブリッシュリバーサル後の株価が相対的にどの位置にいるのかを確認しておく必要があります。当然下落トレンドしていた銘柄こそがブリッシュリバーサルしやすくはありますが、下落トレンドをブレイクするほど発奮しない可能性も高いです。むしろ下落トレンドでない、ヨコヨコしている、あるいは上昇トレンド中でのブリッシュリバーサルのほうが入りやすいタイミングではあります。

トレンドラインを引くことができない人は25日移動平均線・50日移動平均線をもとに、ブリッシュリバーサルが移動平均線よりはるか下で発生していないか、移動平均線でまごついていないかを確認しましょう。

ご利用の証券アプリでチャート上に移動平均線を表示することができると思いますが、ここでは掲載可能なTraidingViewを載せておきます。駄目なパターンの例ふたつです。(チャートデータはTraidingViewに帰属します。)

①移動平均線よりはるか下でブリッシュリバーサルが発生(駄目なパターン)

②ブリッシュリバーサルが発生するも移動平均線でまごついてい

次の決算スケジュールとそのリスクをチェック

全ては決算で引き上げられるし押し戻されます。これまでのEarning Historyもいい、上昇トレンドに乗ってる、でも直後の決算発表で奈落の底まで落ちてしまうことが平気で起こってしまいます。特にグロース銘柄には注意が必要です。次回の決算発表のスケジュールはEarnings Whispersなどで確認できます。

Earnings Whispersにアクセスしたら上の小さな検索バーでティッカーシンボルを入力します。表示される候補銘柄をクリックします。

②大きく日付が書かれたボックスが次回の決算発表日です。決算発表は遅れる場合もありますので、都度都度確認しましょう。

思い込みでなく仮説を立てて相場に入る

「上がってほしいな」ではなく、「こう考えたから入る」というシナリオを整理しないと、いつまで経っても宝くじレベルのギャンブルのままです。株を買うということは「これ以上高くならない」「むしろ安くなる」と考える人から買うわけですから、それを覆す論拠がないと思い通りに勝つことは難しい、と教わりました。

想定外のことが起こったり、根拠が乏しかったりすることもあると思いますが、成功と失敗を積み上げて成功確率を上げていくためにも、仮説検証を繰り返すことが成長に繋がります。

「潔さ(売りの基準)」をどこに置くのか決めて張る

短期投資ではダラダラと負けを引き伸ばすのはよくありません。いつか戻るかな・・・という思い込みが次の投資チャンスを奪ってしまうことにもなります。買う際に自分の仮説がどういう状況になったら正しくなかったと判断できるのか、潔く売るボーダーラインを整理しておくことも重要です。

常に良い条件の銘柄を探求し続ける

常にトレンドは目まぐるしく変わり、私達の知らない銘柄がいつの間にか脚光を浴びていることがよくあります。一度INしたからその結果が出るまで待つのではなく、常に良い条件の銘柄を見つけ新しい波に乗り続けることが短期投資のあるべき姿です。

逆に失敗が続く場合は一度入るのを止めて、振り返りを来ないながら仮想的にINしたつもりで検証を行うことで、資金以上の学びを得ることができます。

筆者が取り組んでいる仮説

  • [仮説]トレンドラインを反発するブリッシュリバーサルを厳選する

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