ブリッシュリバーサル速報 外資系企業戦士の資産形成

[張った!!勝った?負けた?]ブリッシュリバーサル反省会(第一回)

2021/07/19の引け後に確認したブリッシュリバーサルのうち、筆者が注目した銘柄について振り返りをしたいと思います。

結論:今回の学び

ブリッシュリバーサルがアラートしたら

  • Earnings Historyがしっかりしているかをチェック
  • 極端な下落トレンドになっていないかチェック
  • 次の決算スケジュールとそのリスクをチェック
  • 支持線や移動平均線付近の反発でブリッシュリバーサルがアラートしているなら良いかも(仮説)
  • 「潔さ(売りの基準)」をどこに置くのか決めて張る

2021/07/19ブリッシュリバーサル銘柄の振り返り

相場の雰囲気
2021/07/19の週といえば先行きの不透明感によるリスク回避で小型グロースが落ちていた時期でした。私もいくつかポジションを落として現金比率を増やしていたところ。7/19も下がるのかと思いきや小型グロースに資金が流入して、私のWatch Listでもいくつかの銘柄がブリッシュリバーサルしていました。

[張った、勝った]$FVRR ファイバー(MyPF : +14.32%)

50Mを反発する形でブリッシュリバーサルし、25M付近で一瞬まごついていますがそのままさげることなくブレイクし最大で7/19の終値の$218→$260(+19.27%)まで上昇しました。7/30は $AMZN の売上未達からの延焼で大きく下げてしまいました。
以前から $FVRR はほしいと思っていた銘柄でした。ちょうど $ASTR を損切りした傷が癒えてきた頃だったので、気分を一新させようと $FVRR を$217.37で買いました。勝てるところ迄どんどん行こう、と決めたものの7/30に$248.50(+14.32%)でEXITしました。支持線や移動平均線付近の反発でブリッシュリバーサルがアラートする銘柄は上昇トレンドに乗れる可能性が高まる(仮説)のではないか、と今後の銘柄選びの際に気をつけて張っていきたいと思います。

[張った、勝った] $NLS ノーチラス(MyPF : +0.07%)

7/18にベアリッシュリバーサル(弱気の抱き線)が出ていて、7/19にそれをカバーするようなブリッシュアラートがでてとても面白い値動きだったのですが、25Mをブレイクできず失速してしまいました。7/19の終値$14.8->$16.0(+8.11%)が最高値でした。
$NLS もチャレンジしたい銘柄でした。ブリッシュリバーサルも大きな陽線でしたのでこれはチャンスか、と思ったのですが、売りそこねて結果は$14.80->$14.81(+0.07%)でExit。25Mのブレイクをしっかりを見定めて、失敗した7/25付近で売り抜けていれば+4%あたり実のある結果になったということになります。短期なので潔さが肝心で、その潔さをどこに置くのか張るときにしっかり決めなければいけないと思い知らされました。

[張った、負けた] $DMTK ダームテク(MyPF : -8.86%)

圧倒的下落トレンド時に発生したブリッシュリバーサル。7/19の終値$35.5->$38(+7.04%)を記録しているものの全体を通して下落トレンドを払拭する事はできず現在で$33.66(-5.18%)で2週間を終えました。
バイオ・医療銘柄が熱い、という話を真に受けてこれまでの業績や値動きを気にせずに「抱き線が大きい(ローソク足倍率が3倍以上)」というだけの判断で7/19にIN。絶対にやってはいけない入り方でした。結果$35.00->$31.90(-8.86%)という悲惨な結果に。現在は張る銘柄を選別するために①Earnings Historyがしっかりしているか、②下落トレンドになっていないかこの2つをしっかりとチェックしてから、優秀な銘柄を選ぶようにシフトしました。

貼らなかった銘柄は($OKTA $PINS $APPS)

$OKTA オクタ

私の長期保有の銘柄ですのであえて短期で貼ることはしませんでした。ブリッシュリバーサルからいい感じで上がっていたものの直近の1週間はゴタゴタしてまだ20日と同程度の株価まで落ちてきています。全体的に見ればまだ上昇トレンド、今後も期待しています。もしうまく売り切ったと仮定したのであれば7/19の終値$241->$260(+7.88%)できたという仮説になります。

$PINS ピンタレスト

ひどい・・・ひどい有様です。決算発表で売上・EPS目標はクリアしたもののActive Userの伸び率が大きく失速していて、嫌気をさされ大きく売りに出されました。ハイパーグロース株に短期で飛びつく際には次の決算スケジュールとそのリスクについてもよくよく検討しておかなければならないことを肝に銘じておきましょう。ただ途中までは決して悪かったわけではなく、7/19の終値$71.3->$78(9.40%)が最大での利幅となり決算さえクリアしていればまだチャンスはあったと思います。

$APPS デジタルタービン

全くいいところなし、入らなくて正解でした。下落トレンドで移動平均線よりも下にあるような銘柄は、ブリッシュリバーサルが出たとしても飛びつくのは時期尚早のようです。

結果 : 1勝1敗1引き分け

銘柄の数で言えば3銘柄に張り、1勝1敗1引き分け・・・金額ベースでいくと3銘柄の張り方が若干異なり+1.04%でフィニッシュ・・・非常に微妙な結果となってしまいましたがとても良い学びとなりました。

ブリッシュリバーサルがアラートしたら

  • Earnings Historyがしっかりしているかをチェック
  • 極端な下落トレンドになっていないかチェック
  • 次の決算スケジュールとそのリスクをチェック
  • 支持線や移動平均線付近の反発でブリッシュリバーサルがアラートしているなら良いかも(仮説)
  • 「潔さ(売りの基準)」をどこに置くのか決めて張る

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